雑 想
7月3日
事務所をお掃除。
日頃片付けないものですから、次々とボールペンのキャップ、FAXの紙等などが机の下から。
で、かなり気になるものが一つ。
箒で机の下からひょっこり出てきた一枚のハガキ。
よく見るとうちの店長(部長)宛てに来た今月末に結婚式を挙げる社員の招待状。
力強く「出席します」に○がついてますが、
ハガキは味のしみたハンペンみたいに茶色くなってます。
期限を見たら「一ヶ月前には返信してください」と。
ものすごく間に合ってません。大丈夫なんですか?
7月30日
今月始めに書いた結婚式が今日午後からありました。
一応うちの店長無事参加。
いいですねぇ結婚式。
まぁ銭湯を家のように使っている私には縁のない話ですが。
あの結婚式の幸せそうな雰囲気って良いものです。
まぁ、私も人の子です。たとえ週に2〜3回しか家に帰ってないとしても、人並みの幸せを掴みたいわけですよ。
で、今日はそんな私が暖めていた結婚式像を一つご紹介。
二人の門出を祝うかのように穏やかな雰囲気で進行していく結婚式。
ウエディングケーキを前にスポットライトに照らし出される二人。
穏やかな会場の中、司会の声が響きます。
司会「夫婦最初の共同作業です。」
「ケーキ入湯」
運ばれてくる大きな鍋、沸き立つお湯。
パティシエがおそらく何時間もかけて作っただろうウェディングケーキが湯気の向こうに消えていきます。
パチィシエ号泣
今にも式場に押し入らんとするのを必死に押しとめるスタッフたち。
なんつって。
ちなみに昨年結婚した友人の披露宴、司会頼まれたんですが、そのときのカンニングペーパーには私ケーキ入党と書いてました。ごめんね。
8月3日
あ〜皆さん。
ひょっとしてこのホームページ、痛い系だと思ってません?
あくまでバラ愛好サイトです。
というわけで
モダンローズのデンティ・べス
を薔薇野郎の庭に追加しました。
8月9日
お盆に向けて大量の切花が入荷。
と同時にそれ以外のものも一緒に入荷。夏は暑いのでこのお盆シーズンしか売れる期間がないですから、一緒に売っちゃえ!!ってことなんですかね?
で、どうしても納得いかない商品が一つ。
径が60〜80くらいある巨大カボチャが入荷。
ま、それだけなら売れることもあるでしょうが、横に
寿
と傷を入れるような感じで書いてあります。
お盆なのに?と私は思うのですが、その文字の大きさに迷いのなさを感じさせます。
売り方の分からない私が間違っているのだ、と言う気がしてくるから不思議です。
でも痛まなかったとしても、これだとハロウィンにも使えないですよね。
ジャック・オー・ランタンでも額に「寿」。
あ、おもしろいかも・・・。
8月11日
大学時のサークルの友人のお母さんが本日亡くなられたということで、
今日は仕事終えてからお通夜へ。
10時半だか11時だかに葬儀場へ到着。
お通夜とはいえ迷惑な時間に着いちまったと思っていたものの、食事が余ったから食べないかと誘われ、もう一人友人が到着するまで食事をとらせてもらいました。我ながらずうずうしい。
話を聞いてるうちに三年前に亡くなった叔父を思い出し少々胸が痛くなります。
軽く変わり者扱いの私にとって「親戚の中で唯一の理解者」と称された私の叔父も癌で亡くなったこともあり、何となく故人のことにも思いを巡らせます。
私の知っている友人の物腰・雰囲気や語られるお話から察すると、友人のお母さん、いい人だったんだろうなぁと思わせるものがあります。お花も好きだったと言う話ですしね。
そんなこんなでもう一人の友人は到着する気配がないまま、気がついたら12時半近く。
本格的に眠くなる前にそろそろお暇しないと思ってたら、
「寝ていったら。」
とのお誘い。
今日一番の誘惑だ。
日常普通に車中泊の私にとって、これほど心動かされる言葉はありません。
ただ表面上はそういう素振りはなるべく出さず、ありがたいですが即座に断りをいれます。
だって朝起きて、親族でもない私が葬議場にいたら、コイツ、ダレ?と言う話なること間違いありません。ずうずうしいを通り越して場違い。
チリメンジャコの中のタコですらここまで場違い感は出しません。
結局、今日も車中泊を選択。店へと戻ります。
思い出したり、惑ったり色々あった夜となりました。
8月17日
配達途中。
空がいい感じだと、やはり気分もいいものです。
今日は雲が多いですが、
上空に広がる雲は真っ白に輝いて、その下をうっすらと灰色がかった細い雲が少し早く流れていきます。雲間は青し。
いいなぁ。こういう日は海だよねぇ。
滝かぁ、滝もいいよなぁ。
夏、満喫したいよなぁ
ぶっちゃけここ(店)じゃないどこかに行きたいよなぁ。
明日は休もうと心に決めて戻ってきたら明日は台風の影響で雨なんだそうで・・・。
配達に出て戻ってくるまでの数十分で私の人生の縮図を見た気がしました。
8月18日
台風来ましたねぇ。
去年は通路の波板屋根が浮きましたが、今年は何が起きるかな?
まあ今日休みなんで私には実害ないはずなんですが。
ただ一昨年.。
この年は以前の雑想でも書いたように屋根が浮いて落ちた年なのですが、
それとは別にその日の朝、
店の看板、私の車にブチ当たってたんですよね。
前日、店の帰りに配達があったのでそのまま店の車で家まで帰宅。
当日店に来てみれば一枚目の看板がマイカーの後部左側に横たわってます。
ふと少し上を見上げると風に煽られブラブラ揺れる二枚目の看板。
あ〜落ちるねコリャ。
近づくと危ないですし、ただでさえ看板がぶつかったショックもあったので、傍らで佇んで見ていたら案の定落ちました。またマイカーに。
車の後部左右にそれぞれ傷をつけ、悠々と落ちている二枚の看板。
どこかしら一仕事を終えた満足感が漂っていたのを今でも覚えています。
当時はスバルのVIVIOに乗っていましたが、このベコベコ感溢れる雰囲気ため、この辺りから彼のことをビビ夫と呼ぶようになりました。
でそんなこんなの経緯もあり、どこにいても不安感が拭えないんですよね。
8月18日
父親と弟が台風の速度で言い合ってます。
「さっきテレビで台風10`くらいで進んでるって言ってた。」
「いやラジオでは15`だった。」
「いや10`だって。」
「絶対15`。」
「自転車並みの速度って言ってたって。10`。間違いない。」
10も15もどっちも自転車並みの速度ではないのか?
ああ、なんとスケールの小さい言い争い。大体ソースの出所も時間も違う情報で何を言い合う?
というより、なんであんたらそんなに自信もって言えるんだ?気象衛星か?
で兄として、この父と弟の小争いを止めてあげようと見事な折衷案を提示。
「台風の進行方向に前が10`、後ろが15`!!これでいいじゃん。」
父・弟「馬鹿じゃねぇの?」
「前が10`で後ろが15`ってどういう意味だよ。小さくなってんのか?」
「おいKOJI(弟)、お前の兄貴はどうかしとるぞ。」
「いやこんなのは兄じゃない。」
ちょっと待て君達。それは言いすぎじゃない?
小さな争いを止めようとした兄の思いは馬鹿扱いにされてしまいました。
8月24日
食事を買いに行くとき、店長についでに自分のもと頼まれました。
希望の幕の内のような弁当がなかったので、とりあえず店長に電話。
「あ〜もしもしKillyです。すみません希望の弁当ないんですが、
サシミでいいですか?」
電話の向こうから「あぁ。」という声が聞こえてきます。
どういう心理状態のときにこういうリアクションになるのだろう等と思いながら、とりあえず他はどういうのが良いか聞くと「シンプルな弁当」がいいといわれたので、
豆腐と醤油を購入。
冷奴をお勧めしたらショッパイ顔しながら拒否。
どうやら作りがシンプルな飯ではなく、凝ってないシンプルな弁当が良かったようなのです。
ぶっちゃけあのリアクションが見たいがためにワザとやってしまったんですけどね。
仕方なく冷奴は私が食べました。
こんな部下を持って店長も大変だよなぁと思う、そんな日常風景。
ちなみに、
ちゃんと弁当もう1個買って来ています。
8月28日
ご注文の芝生を依頼主の方(お店)の所に張りに行きました。
芝生を張るのも結構大変で、
まず芝に合うように腐葉土や肥料等を使い土作りをし、芝を置いて、目土を上から振り、芝を押さえて、水を十分与える、と大雑把に言うとこんな工程になるのですが、
この目土が重い。
暑さも手伝っていい感じに疲れているところで、この目土を振る作業が入るものですから、ヨタヨタしながら運んでいたら、コンクリの壁に右足をつま先からクリーンヒット。
やばいコレは間違いなくいいのが入った。
あまりの痛さに黄金の右足(?)はもう使い物にならないかと思いきや5分後には痛いながらも復活。何とか作業も終わり店に戻ります。
店に戻ってから次第に痛み始めるつま先。脈に合わせてズキズキと痛みます。
恐る恐る見たところ、被害は右足人差し指に集約。
でどんなかというと、
ものすごく綺麗な青いマニキュアを塗ったかのようになってます。
爽やかな青。
少なくとも去年見た青バラよりは鮮やかな青色です。勝った。
結局黄金の右足は使い物にならなくなり、人差し指という蹴る役目の指を痛めたこともあり右足ズリながら仕事をする羽目に。
よく来るお客様には残りの一日中「何があったの」と聞かれ続けました。
8月31日
怪我した爪が青黒くなりました。
9月2日
うちの店はどうにも片付け下手な人が集まってるんですよね。
いつも植え替え用のコーナーが汚い。私もどちらかといえば散かし系。
うちの店では部長・次長・私が植え替え台の暴れん坊としての不動のポジションがあり、
そして大むね店長が片付け系としてのポジションを獲得しています。
今日も植え替え終わってレジに行く途中で別のお客さんに声をかけられ、あっちこっちへとひっぱれているうちに土の袋が風に飛ばされ四方八方へ。
私が植え替えるちょっと前に部長が植え替えやっていたため植え替え台はすでに嵐の後のようにハチャメチャで、私がそれに止めを刺した形になりました。
一段落して植え替え台のところに戻ってくると、一足先に店長が片付けてました。
私「片付けてもらってすみません。」
店長「ああ、Killy君もう片付けてくれないのかと思った。」
店長「土の袋はあちこちに飛んでるし、どがしこ散らかせば気がすむとですか?というか店全体が植え替え台?」
面白いこと言うなぁ等と思いながら、とりあえず、
私「植え替え台に国境はありません。」
とスケールの大きさを宣言したところ「ぉおお。」とよくわからないリアクションが帰ってきました。やっぱり面白いなぁ店長は。
ちなみに私の散らかし方はまだかわいいもので、部長の散らかし方だと片付ける気すら起きません
。ある意味芸術性があります。
9月3日
秋ですよねぇ。
帰り有料道路を通る際に、車に飛び込んでくる虫たちの鳴き声。
りんりんりんりんりんりんりんりんりんりんりん・・・
そう、ドップラー効果かかってるんですよね。60キロ辺りで走ってますから。
ものすごく秋が駆け足で過ぎて行ってるみたいです。
9月10日
前々から庭見に来てくださいと言われていたため、休みを使って配達兼お庭見学。
そのお客様は目を悪くされており、恐らくほとんど見えてはいないのですが、
それでもこんな感じで庭いじってますよ、って所を見てもらいたいのもあるようで、かれこれ3ヶ月前から家に来てくださいと誘われてました。
目を悪くされていても触覚をフルに使って楽しまれているそうなのですが、香り椿に出会ってから椿にはまっていて、お庭のそこ・ここに挿し木してありました。
私はヤブ椿や侘助のような椿がもともと好きだったんですが、最近ではカメリア・ルッチェンシス(琉球ヒメサザンカ)の血を引く香り椿や花が豪華な洋椿も好みの範疇に入ってきました。
このお客様とは以前に洋椿のブラックマジックを勧めて以来、気に入ってもらえたのか注文の時は決まって私を指名されます。
今日は香り椿の玉錨(字はあってないかも。確か肥後椿系。ルッチェンシス系の香り椿とは異なる香りを放ちます。私はこっちの方が好み)の話をしたので今度取り寄せておかないと。
帰りに花芽がびっしり付いた太郎冠者(と思われる)椿の苗を貰いました。
大変ありがたいのですが、置き場がないんですよね。
9月19日
今日始めてセメントを扱いました。
まったくこの会社に入ってから「人生で初めて」をいくつ体験したことか。
何を埋めたかですって?
セメントで埋めるものと言えばアレしかありません。
まず手ごろな大きさのドラム缶とセメントとアレを用意して、
ドラム缶にアレをセットします。動くものの場合はそれなりの対処をしましょう。
このときロスっちゃった苗やどうにも売れそうにない商品、若気の至りで書いた詩集や恥ずかしい過去の汚点等を一緒に入れてしまうと、明日を前向きに生きていけるかもしれません。
ここまで準備できたら次はセメント準備です。
説明書きを読むと砂利を加えると強くなるそうなので、私の場合、袋の破れた富士砂や山砂を拝借して混ぜ込みました。
そして水の加え方です。料理で麺を作るときと同じように少しずつ水を加えていって適切な柔らかさにしましょう。くれぐれも分かっているのに、いきなりジョロで水を入れて溶けたソフトクリームのように柔らかくしないように注意しなければなりません。
セメントの準備まで終わったら、いよいよドラム缶に流し込みます。そしてセメントが固まったら近くの漁港や湾に持って行き、いきよいよく進水式です。二度と浮いては来ませんが。
そして海面に湧き上がってくる泡を見ながら呟きましょう。
さよなら・・・僕の思い出たち。
なんつって!
はいはい、単に凸凹になってるところを埋めただけです。
部長の指示で埋めていたんですが、楽しそうに見えたのか近づいてきて、
「おいにもさせんや(私にもやらせてくれないか)?」
といって嬉しそうに凸凹塗りたくってました。いい年して。
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